※怖い話が苦手な方はこの記事は読まないように注意してね※
夏だから怖い話しようと思う。
こういう話好きでしょ?
パルータもこれは友人から聞いた話なんだ。
なぁ、引っ越しってしたことある?
俺、数ヶ月前に初めて一人暮らし始めたんだけどさ、その部屋、マジでヤバかったんだよ。
会社からも近くて家賃も安いってだけで、内見もろくにせずに契約しちゃった。
場所は駅からバスで15分くらい。築年数は不明。外観は正直ボロボロだったけど、まぁ中がキレイならいっかーって。
引っ越したのは8月の初め。
昼間はクソ暑くて汗だく。夜は夜で蒸し暑いのに、なぜか俺の部屋だけ冷房いらずで涼しいんだよ。
最初は「ラッキー!」って思ってたけど、今思えばあれが異常の始まりだった。
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最初の異変は引っ越して3日目。
夜中、スマホ見ながら寝落ちしてたら、急に目が覚めた。
時計見たら3時33分。
で、ふと天井見たらさ、いるんだよ。
“誰か”が天井に貼りついてんの。
白っぽい服着てて、髪がふわって逆立ってて、こっち見て笑ってんの。
しかもさ、顔だけがやけにくっきり見えてるのに、目の部分だけ真っ黒。
「夢だよな?」って何度も目をこすって、瞬きもしてみた。
でも消えない。
俺がビビって布団かぶって、数分後にもう一度見上げたら、今度は天井にはいなくて…
俺の布団の中に、なんか一緒に入ってた。
背中に誰かの腕みたいなのが触れてて、そこだけ氷みたいに冷たかった。
思いっきり跳ね起きて、電気つけて、スマホで音楽ガンガンにかけて、その日は朝まで起きてた。
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それから毎晩、3時33分に目が覚めるようになった。
ある日は、天井から女の声がする。
ある日は、クローゼットの中から子供の笑い声。
何もない夜は、絶対にない。
会社でも疲れがとれなくて、目の下はクマだらけ、同僚からも「やつれた?」って言われる始末。
そんで、一週間たったある日。
クローゼットの奥に妙な“紙”が貼ってあるのに気づいたんだ。
黄ばんだ紙に、墨でぐちゃぐちゃって何か書いてあって、読めないんだけど、直感で「これ、外しちゃいけないやつだ」って思った。
でもその晩、夢に出てきたんだよ。
あの天井の“誰か”が。
そいつが口を開いて、こう言った。
「かみ、はずして……かえして……」
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次の日、もう限界だった俺は紙を剥がしてしまった。
そしたら奥に、小さな木箱が入ってた。
なんか…細長い骨みたいなのが入ってた。
俺はもうパニック。
そのまま箱を元に戻して、紙もぐしゃぐしゃだけど貼り直して、部屋を飛び出した。
それ以来、毎晩夢に出てくるんだよ。
あの“誰か”が。
でも今はもう天井にいない。
俺の真上、布団のすぐ上で、にやにや笑ってる。
「かえして……ぜんぶ……もどして……」
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この話、信じるか信じないかは自由だけどさ。
俺、今もその部屋に住んでるんだよね。
金がないから引っ越せない。
でも、最近わかったことがある。
“そいつ”って、昼間もいるんだよ。
俺の後ろに、ずっと。
今、これ読んでる君の背中にも、いるかもな。
もし希望なら実体験も書けるよ。
問い合わせに怪談希望って書いてくれ。
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